この記事を書こうとした瞬間、gvimのアップデートがかかりました。ほほう、vimproc同梱ですか、そうですか。

Vim Advent Calendar 2012 16日目の記事です。

私が大好きな、「Vimをアウトライナーとして使うための方法」を2つ、ご紹介したいと思います。

そもそも、アウトライナーとは

アウトライナーは、文書のアウトライン構造(全体の構造)を定めてから、細部を編集していく為に用いるものです。一般的なところでは、MS wordや、Apple Pages、Omnioutliner等が該当します。 全体の構成がリアルタイムでツリー表示される為、現在の編集位置を把握しながら文章を記述することができます。 わかりやすい言葉で言えば、「目次を自動生成してくれる」といった感じでしょうか。 Vimをアウトライナーとして用いることで、下記のようなメリットが受けられそうです。

  • 長文のブログ記事を、破綻なくまとめられる
  • 行数の多いプログラムファイルの全体像を、瞬時に把握できる
  • 文章を書くのが楽しくなる


で、いろいろプラグインを試した結果、下記2つが、個人的な本命となっています。



その1「Unite-outline」

さて、このプラグインはかなり有名な為、既に使っている人も多いと思います。既に多くの解説記事もあるので、ここでは簡単な紹介だけにとどめます。

Unite-outlineの利用イメージ

この記事を、Unite-outlineで開いた実際の画面

Unite-outlineの使い方

インストール後、プログラムファイル系のファイル等を開いて:unite outlineと実行するだけです。 実際、どのように目次が生成されるかは、下記を参照するといいと思います。

私のvimrcの場合は、呼び出しを下記のようにバインドしています。

nnoremap <silent> <Space>uo       : <C-u>Unite -no-quit -vertical -winwidth=30 outline<CR>

unite-outlineの凄いところは、「とにかくたくさんのファイルタイプに対応している」点だとおもいます。



その2「VOoM」

さて、次に紹介するのは、「VOom(Vim Outliner of Markups)」というプラグインです。 Unite-outlineは、「プログラミング言語ファイル」の見出し一覧抽出等に特化してシンプルにまとまっているのに対し、こちらは「ドキュメント作成」に重きを置いて、高機能な作りとなっています(私見)

VOomの利用イメージ

この記事を、VOomで開いた(:Voom markdown)実際の画面

VOomの主な特徴

  • アウトライン構造操作
    • 移動ノードのアップ/ダウン、降格/推進、コピー/ランダム化する、様々な方法で、新しいノードを挿入、貼り付け/ソート可能
  • 効率的なアウトラインナビゲーション
    • 現在のノード。アウトラインはマウスで移動できます。

なお、現時点で、下記のようなファイル形式に対応しているようです。

  • fmr, fmr1, fmr2
  • wiki
  • vimwiki
  • viki
  • org
  • rest
  • markdown
  • hashes
  • txt2tags
  • asciidoc
  • latex
  • thevimoutliner
  • vimoutliner
  • cwiki
  • html
  • python

VOoMの使い方(抜粋)

基本コマンド

バッファ移動

ノードの折りたたみ・展開

その他、ツリーの左側にある「・」をマウスでポチポチすることでも、ノード操作は可能です。

アウトライン操作

コピー、カット、ペースト

まとめ

アウトライン機能を使えば、既存の文書構造を一瞬で理解できるだけでなく、新規作成時も全体の整合性のとれた文書を書くことができます。 日々のアウトプットの質向上のためにも、活用してみては如何でしょうか。

さて明日ですが、@kanno_kannoさんにバトンタッチということで。よろしくお願いします



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